自動車保険の金額は等級によって異なる

自動車保険の保険料はすべての人が一律というわけではなく、様々な条件によって差が出ます。
たとえば、支払われる補償金の額が大きい保険であれば保険料が高くなりますし、補償対象となる事象が幅広くなればなるほど保険料は高くなります。
また、乗っているクルマの排気量が大きいほど、大きな事故に繋がる可能性が高くなるため保険料は高くなります。
そして、保険料の金額に差が付く要因には「等級の違い」という要素もあります。
「等級」とは運転者の質を示す数字であり、自動車保険の契約の際には必ず出てくる数字です。
この等級は1等級から20等級まであり、数字が大きいほど(20等級に近づくほど)受けることのできるメリットが大きくなります。
そのメリットの一つには当然、保険料の割引きも含まれます。
実際の割引額は保険会社によって若干の違いがありますが、6等級の人で10%、10等級で40%、12等級で50%、16等級で60%程度の割引きとなります。
この等級は無事故期間が長いほど高くなり、一年間無事故でいると1等級アップすることになります。
免許取りたてで保険に新規加入する運転者は6等級からのスタートとなりますから、10年間無事故ならば16等級になるということです。
もちろん、事故を起こしてしまえば等級は引き下げられます。
保険が使われるような事故を起こすと3等級のダウンとなりますから、6等級の人が一度事故を起こすと3等級まで落ちてしまいます。
この場合、6等級では10%の割引だった保険料は、3等級では20%の割増となってしまうため、負担する保険料が跳ね上がってしまいます。
「等級が下がってしまったら、別の保険会社と契約すれば6等級から出直せるのではないか」と考える人もいるかもしれませんが、保険会社を変えても等級は引き継がれるので保険料の割引率(割増率)もそのままです。
逆に言えば優良ドライバーならば別の保険会社と契約しても、そのままの有利な割引率で保険を利用できるということになります。